2/7(火)に労働者M。

本年に突入してはや一ヶ月。
初の芝居へ行ってまいりました。
題目は「労働者M」http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/event/kera
作・演出 : ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演 : 堤 真一
小泉今日子
松尾スズキ
秋山菜津子
犬山イヌコ
田中哲司
明星真由美
貫地谷しほり
池田鉄洋
今奈良孝行
篠塚祥司
山崎 一

美術 : 中越
音楽 : 伊藤ヨタロウ


何にびっくりしたって、上演時間が休憩ありの3時間半という大河ドラマばりの壮大スペクタクル。
そいでもって、同伴者は仕事が終わらなくて1時間ほど経過してようやく現れるというタイミングの悪いことこの上なし。
ケラ氏は見え面からして海外の方と思いきや、経歴を見るとリアル日本人。
しかも、どうやら物語に意味を持たせる手法はとらない作品が多いらしく、締めは狂気じみたものが普通との表現をパンフレットに発見。
いや、芝居自体はキャストの素晴らしさと台本のおかげで面白かったんだけれど、話し自体はわかりづらい。
でも、話をわかろうとせずに役者のやりとりや身振り手振り、間の取り方を観ると楽しめる作品。
印象に残った台詞は、「毛布をかぶっても明日はきちゃうんだよー」。
結構深かったですよ。


上演後は、途中から来て更にパニックな同伴者に拙い説明をしながら、猫八へ。
白モツ煮こみとねぎ焼きソバをいただきながら、グラスシャンパンとモヒートを。
やはりミント満載のモヒートは、大変好評でしたとさ。
S席で9,000円払うのであれば、コクーンシートで当日券2,500円で観たほうが、よっぽど気楽に楽しめて良いと思います、はい。


次回の照準は、大人計画「まとまったお金の唄」。松尾主宰と阿部サダヲさんのためだけに行きます笑。