まとまったお金の唄。

下北沢、本多劇場にて観劇。
こないだのウーマンリヴの時も思ったことであるけれど、
大人計画の方々は、脚本ってあんまり関係無いんだろうなーって思いました。
何故なら、出演者一人一人にアクというか凄みというか、表現に特長があるからそれだけで笑えてしまうので。
というか、台詞以外の部分で表現していることが、他の芝居に比べて格段に多い。
それは音楽であったり、リアルな小道具であったり、聴覚よりも視覚に訴えてくる部分が他の演出よりもバラエティに富んでいるということで。


もちろん、そういった視覚的な要素を盛り込むということは、台詞だけでなく役者一人一人の息の合わせ方、タイミングといった個人個人が修練しないと出来ない場面が多いということの裏づけでもあって。


色々なトコロからバッシングがきそうですが、多分彼等の芝居というのはそういうところに重きがおかれているのではないかと勝手に推測。
話し自体は相変わらずよくわからん話しだったけれど、一番頑張る阿部サダヲ、いつもどっか悪い役をやるクドカン、今回出番少なめ松尾主宰、朝の連ドラで毎朝見る村杉蝉之介、朝の連ドラ「風のはるか」に出演していた近藤公園、そして珍しく悲しい役の平岩紙
彼等めちゃめちゃ頑張ってるな。


7月は、PARCO劇場に「開放弦」を観に行きます。
http://www.parco-play.com/web/page/information/kaihogen/
犬山イヌ子がどうしてもみてえ。