三度目の正直、ルーヴル。

美術館

今日は心して朝から上野へ。
開館と同時に、というわけにはいかなかったけれど10時には藝大美術館へ。
三回目にしてようやくまともに入館できてウキウキで奥に進むも、人とっても多すぎ。
入場制限しろ、運営者サイドよ。
ウインドウの前が渋滞が起こってしまって一向に空かないってのはどういうこっちゃ。
結果的に、一時間後に美術館を出たときには40分待ちの行列が出来ていたから、あれだけ詰め込まないと回らないんだろうけれど、ただ詰め込んで回転させれば良いわけではなかろうよ。


愚痴っても仕方ないので、内容に少しだけ触れておく。
「アルルのヴィーナス」「ボルゲーゼのアレス」などの大型彫刻が圧巻。
この時代の美術って、とても細かい部分まで全てを作品の中に押し込めて作られているから迫力が凄い。
特に衣服というか布キレ(あんまり服は着ていない)のドレープ感が、
現実でもここまでドレープは大きく出ないだろ!?ってくらいドレープしていて笑。
あと、現代風に言えば健康美というか、男性は筋骨隆々、女性は豊満で、
かつ頭と上半身、下半身のバランスがとても良い。
だから肉体の凹凸があってもそれがかえって美しく見える。


1つだけ気になったのが、顔のバランスで鼻筋と額がおもいっきし地続きなのね。
いくらギリシャの方でも、鼻の付け根は少しはくぼんでるものなんではないかな。
いや、あそこまで現実に忠実に作っているわけだから、ひょっとしたらギリシャ人をはじめとした方々は額と鼻の付け根が地続きなのかもしれない。


あまりに人大杉だったので一時間で退散。
あの暑いなか行列で入場待ちしてた皆さん、ご苦労様です。
今回の教訓。美術館は会期のはじめの内に、平日訪れておくべし。