rorian55!!!!!!!!


http://www.rorian55.net/
会社を出て、一路池袋へ。
もうね、彼等素敵すぎです。
旗揚げ公演をid:rei-mixに紹介してもらって観に行って以来、結局全公演を見させてもらってるけれど、今回の「NOISE OFF」は前回の「ソープオペラ」以上に面白かった!
アンケートにも書いたけれど、もっとチケットの代金上げても構わないのでたくさんの人が入るハコで大々的に公演してほしい。応援します。


話自体はイギリス発祥のコメディの王道みたい。
パンフレットも裏表になっていて(写真参照)、
もともとは「NOISE OFF」が本当の芝居の題目で、
その劇中で「SOAP OPERA CLASSIC」という芝居が行われるという二段構え。
そして、ツアースケジュールが山形や岐阜となっていることから、
「ついにrorian55!も地方公演やるんだー。」と思っていたら、
一幕が公演前日のリハーサル、二幕が一ヶ月後の山形公演で舞台を裏側から、三幕がその三ヵ月後の岐阜公演という構成。


時間が経てば経つほどに役者同士の関係は芝居とともにこんがらがっていき、
芝居に演出家や演出助手、舞台監督も入り混じり、笑いはクライマックスへ・・・


ドアの出入りを切り口にした典型的コメディながらも、公演を重ねるたびにどんどんひどくなっていく人間関係と、芝居の中身笑。
三回目の岐阜公演では、実は芝居の筋書きなんかなくて全部アドリブでやっているんじゃないかってぐらいキャストがはっちゃけてて、会場皆で大笑いの良い芝居でした。


簡単なあらすじ。
1982年英国コメディー・オブ・ザ・イヤーに輝いたマイケルフラインの最高傑作。
緻密に計算された、真のコメディがここにある!


とある水曜日の午後。
イギリス郊外にあるブレント家。「ただいま入居者募集中」
ミセス・クラケットはブレント家の留守を預かる家政婦。
水曜は午後から帰るはずなのに、こっそりイワシの缶詰で一休み。


ロジャーは不動産管理会社の平社員。
空き物件のブレント卓で、恋人のヴィッキー(税務署員)とこっそり真昼の情事。


家主のフィリップ・ブレントは劇作家。
国外で執筆中・・・のはずなのに、妻のフレイヴィアとこっそり帰宅。
(海外在留による免税を狙った税金逃れをしていたのだ!)


そこに泥棒までもが侵入して・・・


誰もいないはずの家に、誰かがいる・・・


とか言っておきながら、劇中では役名はほとんど出てこなく、段々と役者の名前同士の呼び方に。
内輪ネタもあったみたいですが、わからなくても十分に笑えます。
良い芝居でした、次回も期待!


帰りは刀削麺食べた。麻辣刀削麺、辛いけど美味かったです。