キャッツニャーキャッツニャー

やっぱりこれは観ておかないと、というわけで渋谷シネマライズにて「木更津キャッツアイワールドシリーズ」。
http://www.tbs.co.jp/catseye/
あらすじは公式サイトを参照のこと。


相変わらずの早送り&巻き戻し展開で、1回表から延長10回まで。
さすがにこれでバイバイということもあり、今までとは違う重いシーンが多くなるわけだけど、それはそれで良かったのかなと。
人と人との出会いには意味があり、別れにももちろん意味がある。
ぶっさんが亡くなって3年経った後には、ぶっさんがいない間にどうにかこうにか暮らしてきた個人個人の時間があるということです。
人は身の回りの親しい人間がいなくなったとしてもやはり生きていかないといけないわけであるし、
ある種の他人への依存が無くなって初めて自立するんだというメッセージなんじゃないかと思いました。
というかですね、ちょうど劇中の登場人物が自分と同じ25歳という設定で(ぶっさんは22歳のままだけど)急に親近感がですね。
考えてみれば、前作の日本シリーズを観たときはまだ大学生で、あれから3年リアルに経っていることを考えるとそれはそれで自分が歳をとって成長した実感として返ってきているのかなーと思ったり。


少しでも思い残すことが無いように生きるって、大変なことですな。
今までみたいな面白みには欠けるけど、そのギャップも含めて楽しめる作品です。
ドラマと日本シリーズを観た方は是非。
栗山千明がドSで素敵です(笑)。


帰りに駅で会社の人に偶然会った。
ビックリするよ、急に出くわすと。