別れたり出会ったり。

先週の金曜日、熱出して寝込んだ日のこと。
親戚が亡くなったと母に電話が一本。
彼女は僕が小さい頃からずっと遊んでくれていた人で、小学5年位まで恋人ばりに毎日ゲームのことで電話をしていたりした人だった。
73歳だか74歳だか、年齢をあまり感じさせない人だったので、体が悪いようなことだけ小耳に挟んではいたものの、
大丈夫だろうと思ってここ何年もご無沙汰していた。
そしたらとうとう逝ってしまった。
昨日、故人を送る会ということで、彼女の家族と親族で集まって、お別れ会を催した。
自分が歳をとったように、いつも自分の周りにいて面倒を見てくれていた人達はもっと歳をとった。
きっとこれからもこういうことは続くだろう。
でも、それを嫌になることがない位に楽しいこと、喜ばしいことを自分達が彼等、彼女等に見せていかないといけないのだなーって思った。
それは結婚であったり、子供を授かったり、子供の成長だったり、色々な形がある。
子供ついては授かるかどうかということがあるので、一概に言えることでは無いけれど。


火葬場に、棺が入ってシャッターが閉まる瞬間がどうにも嫌いだ。
この世から本当に消滅する瞬間のような気がして、嫌いだ。
あれがあるからこそ、故人も残された人も気持ちの切り替えが出来るのだという解釈もあるだろうけど、僕は嫌いだ。


そんな一日があると、あくせくあくせく毎日仕事をしていることがふと疑問になったりもする。
どうせいずれ死ぬのであれば、みたいなことを、良い歳になってまた考えたりするのである。
だけど、僕はまた会社に行く。
社長の交代や組織変更、内示が出てざわついた会社に行く。
人間、色々なことに疑問を感じながら生活するから成り立つこともあるのかもしれない。
とにかく、自分は今のポジションの仕事をもう一年勤めることとなった。
生きていくことってのは、たくさんのエネルギーで体を動かしながら、少しの時間で決断出来るようになるということだ。


長く書けば書くほど、支離滅裂になるのでここまで。