コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」千秋楽

大学4年、21歳の夏からお芝居なるものを多いときに年に5,6本少ない時に2,3本程度観てきました。
が、千秋楽なる最終日公演というものはいまだ観たことが無く、人生で初めての千秋楽公演。
しかもコクーン歌舞伎で前から3列目。

話の内容等々は色々な方が書かれているし、元々2回シアターコクーンで公演されている題目なので触れません。
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/other/2008/06/post_15-Highlight.html


でも、今日改めて気付かされたのは、歌舞伎役者達の活き活きとした表情と動きに「本気」を感じたのが一番大きかったと思います。
もちろん彼等もお仕事として舞台に上がっているわけだし、日によっては体調が悪かったり、自分にとってベストな結果が出なかったこともあることでしょう。
しかし、千秋楽かどうかは関係無いとしても彼等は最高のパフォーマンスを見せてくれたし、意識してフルショットで見せてくれている。
自分と同じ生年月日の中村勘太郎氏を観る度に、自分も頑張らないと!と奮起するわけですが、今回も彼は期待を裏切らずに素晴らしい見得を切ってくれました。
仕事はもちろんですが、プライベートにおいてもあそこまで本気になれているかというと甚だ疑問。
良い意味で自分を奮い立たせる気分転換になりました。
千秋楽ならではのお楽しみもあり、今後は千秋楽を真っ先にエントリーに入れることとなりそうです。
席種は前から3列目までという条件付きで笑。


微熱があったり体調は決して良くないけれど、明日からフルショットでまた頑張ります。
ちなみに、前にも書いたことありますが芝居を観始めたのは当時好きだった子が芝居が好きで、一緒に行きたかったからという不純な動機。
だけど、今となってはすごく良い趣味になってくれて感謝している今日このごろです。
いつもこんな当たりばっかりではないけれど、今後も続けたい趣味の一つ。