ブンカムラ祭。

「シブヤから遠く離れて」パンフレット

今日は休養。
渋谷Bunkamuraザ・ミュージアム「モネ・ルノワール印象派展」
を観て、それからシアターコクーンで戯曲、「シブヤから遠く離れて」を観る。
S席やA席は購入できなかったので、二階席のコクーンシートで。
これが想像してたよりも、悪くなかった。
かなり席から身を乗り出す形にはなるけど、一応舞台は見える。
乗り出しすぎて体痛くなったけど(笑)
舞台自体は、セットがまずきっちり作ってあり、目を引く。
芝居の演技力をカバーするって意味もあるのかもしれないけれど。
小泉今日子勝村政信の演技がとてもよかった。
勝村氏は、ラッパのマークの正露丸のイメージしかなかったけれど、今回の舞台でファンになりそう。
主演の二宮君は、声が高くて、あまり通ってなかった。
だけど、ちゃんと表情のある芝居をするので、これからに期待。
若干20歳だしね。
これから観られる人もいるでしょうから、作品の本編には今は触れないでおきます。
作品としては、これといった答えや、真実が提示されるわけではなく、観客に解釈が委ねられる感じでした。
自分なりに解釈は導き出せましたが、もう一度台本を読んでみたいものです。
客席に、真田広之氏と、V6の三宅健氏がいました。
真田氏はオールブラックのスーツスタイル、三宅氏はベッカムのゲームシャツをオーバーサイズで。
あとは太めのパンツのラフなカッコでした。
舞台に話を戻すと、マリー(小泉)とナオヤ(二宮)のセリフ、
マリー「私は、明日にはあなたに嫌われているの」
ナオヤ「嫌いになるんじゃ、明日が来たってしょうがないじゃないか」
マリー「そんなことないわ、そこからまた何かがはじめられるもの」
が、今の自分に沁みます。